以前ブラジルの航空会社についてお話ししましたので、今回はバスと地下鉄について記述していこうと思います。
まだ読んでいない人は是非チェックしてみて下さい!
1.電車と地下鉄
日本では電車と地下鉄を利用する人が多いと思いますが、翻ってブラジルではむしろバスに乗ることが多いです。電車も通ってはいるのですがサンパウロやリオデジャネイロ、リオ・グランデ・ド・スルなど一部です。
複雑そうに見えますが意外と単純です。慣れればすぐ乗りこなせると思います。いくつかの線は電車でそれ以外は地下鉄だったと思います。
観光客がよく観光するであろう”パウリスタ通り”や”リベルダージ”ら辺は地下鉄しか使いません。ブラジルの電車・地下鉄の良いところは一度料金を払ったら”降りるまで”同じ料金というところです。日本では目的地までの距離によって値段が変わりますがブラジルでは乗った回数です。改札からでない限りどこまで行こうが料金は一律です。
また、ブラジルの電車で面白いと思ったことは「急行」や「快速」が無いことです。全ての電車が各駅停車なので、時間がかかり少し不便ですね。
電車に乗る時に注意することは2つ、線と終点です。自分が乗る線、つまり青とか黄色とかを見て、そして終点はどこか看板で確認します。そうしましたら後は乗って自分の目的地で降りるだけです。
券は窓口で買うことが出来ます。駅によっては物凄い行列になることもあるので、まとめ買いしておくと良いでしょう。一枚確か80円くらいだったと思います。
ちなみに、Suicaのようなものもあるのですが、日本と異なり作るのが少々厄介です。特定の受付のようなところへ行って作ります。身分証明書などが必要ですし、決まっていつもたくさん人がいるので10分でパッと作る、ということは難しいです。
このような機械でチャージします。入金には限度額があるらしく、それがまた面倒ですね。
これはLinha5 のLilás(5番・藤線)の駅の改札。銃を持った警官が目を光らせています。
2.バス
続いてバスです。ブラジルでは、というより南米では近距離・長距離共にバスを利用する人が多いです。その理由は単純に安いし便利だからです。
バスは逆に各駅停車ではありません。仮にバス停で待っていても座っていたりしたら通り過ぎていってしまいます。乗りたいバスが来たら手を挙げて運転手にアピールする必要があります。
現地の人は慣れているので携行電子板の行き先や番号を見れば自分の乗るバスかどうか判断できます。恐らくネットにあるのかもしれないのですが、不安な場合は遠慮せず運転手に聞きましょう。
入ったらお金を払うか定期を機会にかざします。年々値上がりしてはいるものの大体100円くらいだと思います。これも電車と同じで一度乗ったらどこまで行っても料金は一律です。
降りる時は上にあるひもを引っ張るか座席についているボタンを押します。これまた勝手に止まってはくれないので、自分で外をみながら降りる場所を見定めておかなければいけません。
バスはとてもガタガタかつ角を曲がる時などは何かにしっかり掴まっておかなければ倒れそうになります。例えるならジェットコースターみたいな感じです。笑
初めこそ大変ですが段々慣れていくと思います。