みなさんこんにちは。お元気でしょうか。
私の住む群馬県伊勢崎市は今年の観測史上初の40℃超えを先日記録し暑い日々が続いております。
私はというと、日本語・日本文化の授業と国際協力系のセミナーに参加する毎日です。JICAより言語のオンラインレッスンも近日始まる予定であり楽しみです。
さて今回は私たちの身の回りにあるポルトガル語をご紹介します。
日本の車は英語の他、ラテン系の言語に由来するものが多くあります。
まず1つ目はスズキの『アルト』です。
アルトはポルトガル語でAlto、”高い”という意味です。そこから派生して、”秀でた”、”優れた”という意味として使用されているらしいです。
2つ目は日産の『セレナ』です。
”穏やかな”という意味の形容詞のSerenoの女性形で、”快適ですっきりした走りの車”をイメージしたと言います。
3つめはダイハツ『タント』です。
タントは”それほど多く(の)”を意味する副詞・形容詞のTantoから来ているらしいです。軽のワゴン車ながらたくさんの人を乗せられるということをアピールしているのだと思います。
4つ目はホンダの『バモス』です。
バモス(Vamos)は英語のLet's goにあたり、ドライブへ「さあ、行こう!」と言った感じでしょうか。
最後はスバルの『ドミンゴ』です。
ドミンゴ(Domingo)は日曜日という意味で、日曜日にドライブに行くということで名づけられたと言います。
まとめ
いかがだったでしょうか。車の名前だけでもたくさんポルトガル語が見つかりましたね。スペイン語やフランス語に比べマイナーと思われがちのポルトガル語ですが、私たちの生活の中に意外と潜んでいますよ!
参考文献
深沢暁 和嶋千歳エレナ 『新ベーシック ブラジルポルトガル語』 IBCパブリッシング株式会社、2016年。