随分昔、何年前のことでしょうか
アルゼンチン、パタゴニア南部に位置するエルチャルテンに行きました。
エルカラファテから日帰りで行けるので、ペリトモレノ氷河を見に来た際はついでに行っても良さそうです。
エルチャルテンはあの有名な山”フィッツロイ”の拠点地であり、フィッツロイとはアウトドアブランド”パタゴニア”のモデルとなった山であります。フィッツロイを見るためにトレッキングルートを少し行くのですが入場料など特別ないのでお気軽に♪
1.行き方
エルカラファテからバスがたくさん出ています。しかしネットや「地球の歩き方」に載っているバス会社や時間帯が微妙に変わっているので要注意です。事前にバスターミナルで確認しておくと良いと思います。ちなみにエルカラファテの市街地からバスターミナルまでは少し距離があります。時間と体力に余裕があるなら歩き、そうでない場合はタクシーで行くと良いと思います。タクシーは片道AR$200 (約358円)です。
エルカラファテからエルチャルテンまでは約3時間ほどで到着します。道がくねくね曲がりくねっているからか、バスは通常よりスピードが遅いです。
エルチャルテンに着くとまず観光案内所で降ろされます。山の情報を聞くためです。施設内では大きな地図がある部屋に集められ、気候やトレッキングルート、どんな時は登ってはいけないかなど説明を頂けます。それが終わるとまたみんなでバスに乗り、バスターミナルまで行きます。
バスターミナルを降りるとすぐ大きな看板があります。写真を撮りましょう!運が良いとこのバックにフィッツロイが顔を出すそうです。
街は至極小さくグエメス通りとサン・マルティン通りと、一直線に歩いて行くと町の端まで行けます。そしてその町の端がフィッツロイ・トレッキングルートへの入り口です!!
大通りにはお土産屋やレストランが立ち並びます。街はどちらかというと観光客の街という感じで、どこも値段が高いです。現金しか使えないお店もあるのでお気を付けて。また、Wi‐Fiは無いかとても微弱です。
スーパーや観光会社もたくさんあります。
2.登り方
いくつかルートがあるのだと思いますが、僕は街の北にある入り口から入りフィッツロイを眺めました。時期や時間などにもよりますが、半袖Tシャツに上着が良いと思います。夏の1月に行きましたが寒く、しかし登るととても暑くなりました。
北の入り口からのトレッキングルートは片道約4キロメートルです。20代成人男性が少し早めに歩いて約1時間半でしょうか。トレッキングルートの途中途中に「あと何キロ」という案内板があります。
始めはずっと上り坂なのでキツイです!笑 少し頑張りましょう!ちょっと登ったら少し広いスペースに出てそこで休憩できます。
3キロ地点を越えるとだんだん楽になってきます。道の幅は狭まり、急な崖の上を歩いているような状態なので気を付けましょう。目的地まであと一歩というところまで来ると、道が二手に分かれそれぞれの案内の看板に出くわします。右手がフィッツロイを真正面から見るルート、左手が ロス・トレス湖という名前の湖からフィッツロイを眺めるルートです。僕は初めに右手のルートへ行きその後左へ進みました。
フィッツロイがモデルになっていると聞き、パタゴニアTシャツも町で購入してきました笑。この日は良く晴れ雲もあまり無かったので、念願のフィッツロイ様と良い写真を撮ることが出来ました。
ここから見える山の説明が記載されている看板や大きな岩の上、そしてその一つ下に広がるスペースなど荘厳な山々を眺望できるスポットがいくつかありました。風がとにかく強かったです笑。
先ほど述べた分岐点の左手の湖です。ここは右手とは打って変わり穏やかで、観光客も水辺に腰掛けのんびりそれぞれ思い思いの時間を過ごしていました。ここからは湖とセットでフィッツロイ様をお楽しみ頂けます。
3.おわりに
行きで結構疲れ果てますが、帰りは下り坂で思っているより楽なので大丈夫でした。トレッキングの後に飲んだビールは最&高でした笑。
これにてパタゴニア観光編はひとまず終了です。もうひとつグルメについて書いてブラジル編に移ろうかと思います。僕の拙いブログ、「パタゴニア編」をご愛読頂き誠にありがとうございました。海外旅行経験が少ない私ですが、アルゼンチン・パタゴニアは今までの旅行の中でもトップレベルの感動を体験しました。
行って実際に自分の目で見ることが出来て本当に良かったです。
それでは