1.一生忘れられない思い出、ここに
以前、友達に会いにパライーバという所へ行きました!ブラジルに旅行する人は大抵都市のサンパウロやリオデジャネイロ、アマゾンへ行くと思います。ブラジルに住む日本の方も訪れる人は少なく、名前を知っている人も多くないだろうというローカルな州です。友達が家に泊めてくれるというのでお言葉に甘えて1週間くらい滞在することにしました。
パライーバ州はブラジル北東部に位置します。
僕はブラジル南部パラナ州にある”ロンドリーナ”という街から行きました。まずロンドリーナからサンパウロまでバスで約6時間、サンパウロからパライーバ州の州都”João Passoa(ジョアン・ペソーア)”までバスで約51時間、そして州都から友達の街までバスで約3時間、待ち時間も併せてトータル約70時間ほどの旅でした!!「飛行機使えや!」と今は思います(笑)。その時はまだ21才だったので無知と体力に身を任せて北東部まで行っちゃいました(笑)。
しかしバスの長旅は意外と楽しかったです。我ながら面白い経験をしたと自負しておるのですが、話すと長くなるので割愛します。代わりに写真をお載せします。
2.70時間後ー到着と感動的な出会い
インターネットで知り合った友達。こんな遠くまでなぜ来てしまったのだろう。僕はバカだなあといつもながらに思いながら最後のバスに乗りました。僕の言った街は地方の田舎町でバスもターミナルがなく、それぽいところで降ろして、と自己申告。そのうえ日本の共通語とうちなーぐちほどでは無いけれど方言があり何言ってるか分からない。僕は拙いポルトガル語でなんとか意思疎通。
そして奇跡的に友達とその妹と合流!3人とも安堵と恥かしさでそわそわ。今までたくさんメールしていたけどその時初めて会いました。
始め家に招待して頂き、家族そして親戚など総勢15人ほどに紹介してもらいびっくり(笑)。1人のただの日本人なのに、連日ものすごいおもてなしを受けました。
初日はその後友達とおしゃべりして寝ました。
3.町を紹介してもらいました(^-^)
滞在中はその友達の親戚や町、通っている大学などを紹介してもらいました。
車で町をいろいろ周りました。初め牧場?のようなところへ行き、家畜やそこで使う道具などを見学しました。
ちなみに朝食で頂いたタピオカの写真を。僕は今まで知らなかったのですが、タピオカは本来フライパンなどで熱しその上にバターを塗って楽しむ”食べ物”だそう。それまでずっとタピオカミルクティーのような飲み物が元だと思っていました。とても美味しかったです。
その後となり町へ。車で20分ほど?それほど遠くなかった気がします。
帰り際に友達が通っているという地元の大学を見学。結構広いし体育館には卓球台がありました。しかし単科大学で、確か理系学部しか無かったような。州都の大学に行く人も多いらしいです。
すぐ外には”自然の劇場”なるものが。劇団員?がここで練習するらしい。また、有名な劇が以前ここで行われたようなことを言っていました。
4.楽しいカレーライス、そして別れ
最後の夜、僕はみんなにカレーライスを作りました。その友達は日本語を勉強しており、日本のことが好きだと言っていたので実はロンドリーナでカレールーを買っていたのです。みんなで役割を分担しながら和気あいあいと作れました。雰囲気としては漫画『宇宙兄弟』のうどん作りのようでした。
みんな美味しいと言ってくれて良かったです。持って行ったのが中辛で小さい子は「からい!」と言って食べられませんでした(笑)。ごめん。ご飯後は最後にみんなで写真を撮りました(^-^)