Boa tarde a todos! みなさんお元気ですか?久しぶりにブログを書きました。
今日はブラジルの伝統料理Mocotó(モコト)を紹介します。
1.招待されて
一緒に日本語学校で教えていた先生から誘われて”モコト”なるものを食べに行きました。
モコトとはこの料理の名称なのですが、同時に”牛の足”を意味します。文字通り牛の足をぐつぐつ煮込んだスープです。
イメージ的には味の薄いてびちを食べているような感覚。中には牛の足を始めとうもろこし、にんにく、野菜などがたっぷり入っています。とても美味しいのですが、脂っこくて少し重いです。現地の人も食べる前に「重いよ!」と念を押していました(笑)。
ご飯とフランスパンがあり好みのものを自分で取って食べていました。ビールも飲んでいたのですが、この料理にサッパリしたブラジルのビールは合いました!
2.モコトの歴史
調べてみたらモコトとは元々ブラジル最南端に位置するリオ・グランデ・ド・スル州の郷土料理だったらしいです。17世紀に食べ始められたとされていて、初めは奴隷の食べ物でした。確かに、牛の足という、かつての貴族階級の人が食べなかった部分が使われているのでフェイジョアーダと同じ感じでしょうか。
奴隷として扱われていた人たちは私たちが歴史で習った通り過酷な労働を強いられていました。その為栄養がたくさん必要で脂質やタンパク質、鉄分などが豊富なこの料理を食べていたようです。
僕は結構好きでした。唐辛子を入れるとそれがアクセントとなりまたスプーンが進みます(^-^) また食べたいです!